この間、読んでいた冊子に面白い歌がありました。
道歌というものだそうです。
(作者は不明です)
「分け登る
麓の道は多けれど
同じ高嶺の
月を見るかな」
人生の起点はいろいろあって、
一人ひとり違うけれども、
いつかは、みんな目指していた頂上に登りつめて、
一緒に同じ月を眺める時がくるという意味なんだとか。
幸せは、人によって様々。
形にしろ、感じ方にしろ。
そこへ到達する為の道は、たくさんあって、
今、自分がその道の一本を歩んでいて、
でも、いつかきっとそこへ辿り着くことができる。
前提として、諦めなければということなのだが、
ここで勘違いしてはいけないのは、
その一本をずっと・・ということではなしに、
たくさんの道があるので、時により、
場合により、選択もできるということ。
そういう意味で諦めずにね。