H8+C言語入門:第2章 何もしない(1):main()関数−文−
−文法(概要)−
第2章の続き、補足です。
文法を少し、お復習いしましょう。
一つのプログラムは、その大きさは、どうであれ、「関数」と「変数」からなります。
プログラム=関数+文+変数
関数には、行うべき計算の過程を指示する「文」と、
計算で使われる値を格納する「変数」が含まれます。
■文
プログラムは、関数と変数、文で構成されます。
「文」は、セミコロン「;」で終わることがお約束です。
文は、関数を呼び出す手続きを示すもの、単独であったり、
変数、定数、関数を組み合わせた式であったりします。
例 i = 0;
j = j + 1;
k = addCount() + (i * 10) + j;
■文の実行順序
文を便宜的に、文1、文2、文3として、処理を次の並びでプログラムしたとします。
文1;
文2;
文3;
プログラムの実行順序は、文1→文2→文3となります。