ものづくり

組織で時に問題となる価値観の問題。
組織の価値観、個人の価値観。
同じであれば、お互い幸せなのですが、
異なる時がやっかい。異なっても、お互いに理解できれば尚よいというものです。
しかし、合わないとなると、とても難しくて、時に組織そのものの力を脆弱にもします。

価値観が同じであれば、戦略が一致し、その修正も比較的簡単です。
一方で優秀な能力がないと・・という心配もありますが、
能力は、後でも身につきます。
そう、価値観はそういう意味では先天的で、能力は後天的です。
つまり、優れた能力を備えた価値観が異なる人たちでは、統一した戦略を練ることができません。
結局、宝の持ち腐れ・・それぞれの能力を生かせません。

よくあるケース。
優秀なSE集団だが・・事業がうまくいかない・・
コンサルタントが入っても事業が好転しない・・
短期的に戦術対応で何とか、好転させることができなくもないかもしれません。
しかし、関係が長続きしないし、その効果を持続させることもできない。
そして、関係破綻。
そんな時、見直したいのが、「価値観が同じでしたか？」ということ。