「習得した技術を、
実行に移さずに、
保有することは難しい」
プロニウス二世(ローマ時代)の言葉です。
頭で覚えていただけでは、
ちょいと実践では役立たないということ。
体験や訓練によって、
はじめて知識は十分に発揮できるもの、ということです。
本物の体験は難しくても、
擬似的な訓練によって体感することはできる。
その知識を求められる場面に遭遇した時、
げきぱきと、沈着冷静に実行できるか、
それとも、
慌ててうろたえてしまうかは、
経験、訓練、体験を通して身についているかどうかが鍵です。
頭で分かってはいても、
体験を通して、身についていなければ、
現場で役立てることは難しい。