よく会話や会議で、出てくるフレーズにこんなものがありませんか。
「当然」
「当たり前」
「べき」
(その席の合意の上で使うのであれば)
ううん、客観的、論理的に整理する際は、役立ちそうですが・・
でも、あまり気持ちのよいフレーズではないのも確かです。
「当然だと思う気持ちには、
決して感謝の念はわかない」
とは、作家の丹羽文雄さんの言葉というのが紹介されておりました。
そっかぁ、当然とか、当たり前とか、べきとかという話しには、
だから気持ちがぐずぐずする様な感じがするんですね。
感謝の念を持つ・・
自分一人だけの力で成し遂げられたのではない、
自分以外の力がなければ、実現できなかった、
スタッフや家族のおかげ、
取引先のおかげ、
他の人の支えのおかげ、
など・・
そんなのがなくて言ってしまうんだとすると、
それは、過信というのに、心が閉ざされているということでしょう。
恵まれている・・ということでは、
勿論、自分ががんばった結果としてのことでしょうけれど、
そこには必ず、周りからの支えがあってのこと、ということですよね。