藤原道長の句・・
「この世をば わが世とぞ思う期に、
望月のかけたることもなしと 思えば」
吉田兼好の句・・
「花はさかりに、
月はくまなきものをのみ
見るものかは」
前者は満月、
後者は雲の間に見え隠れする月、
それぞれ歌っているという紹介がありました。
ものごとの一面だけを捉えるのではなく、
いろいろな見方を通して、真理に近づくというと重いですけど、
ものごとにはいろいろな面があって、いろいろな感じを受けることができます。
でも、それは、私が感じることができないと、できないわけで・・
自分の感じ方も多様にして、豊かな見方、感じ方ができたらいいですね。