プログラミング課題の公開 Programming...

今年の制御対象!

今年の制御対象は、題して「エレベータ」。
熊本県の人気ゆるキャラのくまもんのシールで飾ったエレベータを、自作の設計製作回路とプログラミングで課題をこなしていきます。

 (エレベータ:概観)                 (モータ駆動部)
エレベータ(1)エレベータ(2)

熊本県大会課題の公開

熊本県大会のプログラミング課題を公開します。

プログラミング課題 zip形式圧縮ファイル
(862KB)

解凍すると、フォルダー「課題(共通)」、「課題(初~中級編)」、「課題(中~上級編)」があり、大会当日に配布したものと同じものです。ターゲットCPUは、H8です。同開発環境は、ルネサスエレクトロニクス社のHEWです。
以前配布されたマイコンカーラリーのC言語開発環境でも対応可能ですが、*.subファイルを作成する必要があります。
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フォルダー「課題(初~中級編)」
>プログラミング課題2012(初中級).pdf →課題本文です。
>フォルダー「課題(初~中級編)」「課題1」「課題1(2)」 →課題1で提供されるソースファイルがあります。
以下、サブフォルダー「課題2」、「課題3」も同様です。

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フォルダー「課題(中~上級編)」
>プログラミング課題2012(中上級).pdf →課題本文です。
>フォルダー「課題(中~上級編)」「課題4」「課題4(2)」 →課題4で提供されるソースファイルがあります。
以下、サブフォルダー「課題4(3)」、「課題4(4)」、「課題4(5)」も同様です。

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フォルダー「課題(共通)」
>3048F.H →H8の入出力、タイマーなど各種ハードウェアの定義がされています。
>k12ry3048fone.h →熊本県大会用のヘッダファイルです。
 この中に本大会の課題を解くのに必要な定義が提供されています。

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フォルダー「課題(初~中級編)」「課題1」「課題1-(2)」
>kadai12.c →課題のソースファイルです。
 この中に、プログラムを完成させる課題部分があります。
>kadai12.txt →ソースファイル「kadai12.c」でプログラムを記述する部分の詳細仕様です。
 詳細仕様は、スケルトン様式記述してあり、
 それぞれの箇所にステートメントを書き込むことでプログラムが完成します。
>kadai12start.src →スタートアップ用プログラム(完成版:アセンブラ言語で作成)
以下、同様の構成になっております。

課題の回答例

プログラミングの課題の回答例を公開します。

プログラミング回答 zip形式圧縮ファイル
(714KB)

解凍すると、フォルダー「kumamoto2012」があります。
ルネサス社開発環境HEWのワークスペースフォルダーとして提供しています。

競技参加校のみなさんへ

第9回の本大会電子回路部門に参加された参加校のみなさんへのお知らせです。

今回の課題であります「エレベータ」ですが、審査員側で動作確認したものと、本日みなさんへお渡ししたエレベータのモータギアに違いがあり、プログラミング課題4(5)を組む際、各階の停止検出電圧に注意する必要があることが分かりました。ここでお詫びと訂正をいたします。申し訳ありませんでした。

みなさんがお持ち帰りされたエレベータのモータのギアは、審査員側で動作確認したものより一段多く入っており、より低速で回転する様になっています。それにより、停止制御はやりやすくなる反面、エレベータの上下操作とセンサ(ポテンショメータ)の回転の関係が逆になり、各階の停止検出電圧が現在公開されている課題の回答例とも逆になります。

例えば、現在、地階=4.6(V)、1階=3.3(V)、2階=2(V)、3階=0.7(V)相当となっています。これは、審査員側で動作確認したものでの階とセンサ(ポテンショメータ)の電圧の関係です。

これが、みなさんがお持ちのエレベータでは、丁度関係が逆になる為、地階=0.7(V)、1階=2(V)、2階=3.3(V)、3階=4.6(V)となります。課題ソースファイル「kadai45.c」の「記号文字定数の定義」のところに記載されているエレベータの位置電圧換算値の設定のところの調整が必要です。ご注意ください。